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2010年10月21日木曜日

記念すべき第一回: NYTM 7/25/2010


個人的にアメリカで一番面白いと思っているアメリカの雑誌、New York Times Magazine. 実家に溜まってたのを持って来たので日付はめちゃくちゃですが、そこらへんは愛嬌ということで笑 今回は7/25/2010


毎週

The Way We Live Now
レブロンの移籍問題を根本に、現代人の「そのこと」より「それをとりまく全て」に対する関心の高さを書いている。これには納得。情報が多すぎる今の時代、1のモノに対して10の情報が入る。でそのうち7.5ぐらいは実はあんまり必要ない。大事なところ、大事ではないところを見分ける力が必要になってくる時代ですね。

Questions
今週は元メキシコ大統領Vincente Fox。メキシコに対する愛とプライドを感じた。オバマと争ったジョン・マケインに対する批判が笑えた。

The Medium
性的な関係を求めない「プラトニック」な出会いを求めている人達のためのネットサービスの話。めちゃおもろかった。人間やっぱり一人では生きていけない、話し相手が必要なのね。未来における「出会い」の形かもしれない。

The Ethicist
今週は微妙。

Consumed
デジタルの技術を用い、昔ながらの「劣化」を作り出しているビジネスが目立つ最近。八ミリ映画みたいなデジカメ、レコードみたいな音質を作り出すMP3。そういえばiPhoneのアプリにもピントのずれた写真がベストセラーだったな。デジタルノスタルジアだって。

フィーチャー

Neither Straight Nor Outta Compton
ニューオーリンズ発の独自スタイルヒップホップ"Bounce"(早いリリックスにサンプルメインのパーティービート、そこに女の人を侮辱する歌詞)を、最近はゲイ、または性同一障害の方々が広めてるらしい。

すげえ記事でした。全く知らない世界がそこにあった。ニューオーリンズの新宿二丁目的性へのアクセプタンス、様々な音楽ジャンルとの融合、女性のこの新スタイルバウンスへの圧倒的支持、全てが驚愕でした。「女性のためのパンク」という一人のマネージャーのメッセージが印象強く、最後にアーティスト"Freedia"が語る言葉はガツンと来ました。男と女を超越した人物がアーティストという力を手に入れた。これは相当すごい。

"Bounce"聞きたくなったし、ニューオーリンズ行きたくなった!黒人ばっかりで怖そうだけど笑

The End of Forgetting
表題作。ネットの無限の暗記力の性で、人間は忘れることはおろか、過去の自分のイメージを変えて新しい自分になることさえできなくなっているとのこと。

新しいテクノロジーがたくさんでてきて勉強になりました。特に道ばたでで可愛いこの写真をとって、顔認識技術でその人の本名がわかる時代が来る...これは怖いですね。ちょっと楽しそうだけどwww

また、企業が採用面接をする時に、facebookのプロファイルをみせろというのはちょっと納得できないですよね。まあ、情報過多のせいで公私混同の時代になってきたのか...。それをどうにかしなきゃという記事です。

まとめに書いてあった、「情報過多が普通になったら、別に先生とか厳格だと思っていた上司とかいわゆる聖職者がハメを外して酔っぱらっていた写真を見たからと言って、あんまり問題視されなくなるだろう」ーーこれが未来の現像でしょうね。

The Yoga Mogul
新たなヨガ"Anasura"を確立し、ビジネスとしても大成功をおさめているJohn Friendについての記事。

すごいですね、この人。勝間和代もビックリするぐらいの教祖様ですよ。昔から思ってたけど、ヨガ自体ちょっと宗教臭いですからね。世界中に20万人の生徒と、今カリフォルニアに巨大な施設を作っているーーもう完全に宗教ですよ笑

まあ、でもメッセージがいいから別にいいんですけど。ヨガはトレーニングだという超ハードなスタイルとヨガは精神的鍛錬であるというスタイルの中間をとって人気が出てるらしい。ビジネスとしては素晴らしいですね。

終わり

KenKen
7x7クリア!

Lives
今週はモンタナに住む、思春期の子を持つ親特有のもどかしさをベースにした話。相変わらず感動させられるコーナーです。鳥肌立つもん。

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