基本情報

Twitter: @ptowngorilla
mixi: ミンズコ
ブックレビュー:ミクシイのレビューに150冊ほどあります。
http://mixi.jp/list_review.pl?from=navi

2010年12月30日木曜日

音楽レビュー:"Coming to Terms" "Citizen Cope"

ご無沙汰しております。リオです。最近スタジオのほうが始まりそうで、なかなか更新できない状態でした。そうなんですよ。レコーディングスタジオを作ってるんですよ。詳細はホームページができたら書きますね。

とりあえずアルファベットは一通りいっちゃったんで、またAから行くかなとおもってたけど、その前にちょこちょこランダムでやるかなと。と言う訳で今回は懐かしの(個人的にですが)Cアルバム×アーティスト特集!!

Carolina Liar, "Coming to Terms"
ロス出身のフォーピースアルタナバンド、カロライナライアー。これぞアルタナと言ったサウンドです。個人的には明るめのミューズだと思ってます。なんでだろう。全然違うって言われるかも。でもおれはそう思うんだ。ってかキラーズっぽくもある。

彼らの思い出は2008年冬ですね。当時ポートランドにいて、早稲田に行く前にフリーターみたいな感じな生活だったんですが、バイトが8時に始まる訳ですよ。で7時半に家を出て運転するんですが、その時間帯は神ラジオ局97.7fmでなんかヒットベスト10みたいなのをやってて、ほぼ毎回"I'm Not Over"が入ってて、もう何十回聞いたか。まあ、でかめの音量で聴くのにはいい曲だったんで良かったんですが、さすがに飽きましたね。でも今となってはあの高速に乗りながら聞いてたあの時が懐かしい。

http://www.youtube.com/watch?v=ijSg4NkOIeY
http://www.youtube.com/watch?v=5IqCfxgKZd8
http://www.youtube.com/watch?v=ej3fktfGIUw

評価:7/10


Citizen Cope, "Citizen Cope"

メンフィス出身、ワシントンDCとブルックリンを拠点にするR&B/ヒップホップ系のアーティスト兼作曲家。相当な才能の持ち主。ウィキ情報だけど、ワシントンポストに「マーヴィン・ゲイ以来のDCの逸材」と呼ばれるぐらい。彼自身の曲よりも、楽曲提供とかコラボレーションとかサントラとかの方が有名かも。

出会いはニューヨーク大学時代。CMで彼の曲がつかわれていて一気にハマりましたね。ってか余談だけど、アメリカのCMってくだらないの多いけど、すげえいいアーティスト使ってるのも多いんだよね。結構アメリカいた頃はCMで新しいアーティスト発見してました。アップルとかもそうだし。ってかあの頃が懐かしいな〜、量でひたすらESPN(スポーツ専門のケーブルチャンネル)見てたな笑

http://www.youtube.com/watch?v=xAuQmJzt_q0
http://www.youtube.com/watch?v=DyjG_Y7zgvo
http://www.youtube.com/watch?v=QR5LOErR76U

評価:6.5/10

2010年12月28日火曜日

雑誌レビュー:NYTM April 25, 2010

久しぶりのNYTMレビュー。以下で読めます。
http://www.nytimes.com/indexes/2010/04/25/magazine/index.html

The Way We Live Now

Questions for Craig Robinson
オレゴン州立大学のバスケットボールコーチでありながら、オバマ大統領の奥様のミシェル夫人の兄でもある。ってか大学のバスケットコーチの年収が7500万もびっくりだけど、金融やってた頃にもっと儲けてたってどんだけだよ笑

The Medium
今回はドラマ「Lost」とツイッターの関係。ってか、やっぱりおれツイッター嫌いだわ。この記事に書いてある、あの自分のコメントを読んで欲しいからの無理矢理なハッシュタグの使い方が気に食わない。そんなみんな繋がりが欲しいか。ビジネスモデルとしてはすごいけど。

The Ethicist
やっぱり海外から英語を学びに来てる人にはゲイの受け入れは少ないのか。ってか先生のプライベートはどこまでプライベートなのかって言うのも疑問な時代だよね。フェイスブックとかがあるし。

Consumed
今回は今となっては忘れられているカセットテープについて。たしかにカセットってポジションはあんまりないよね。前後にレコードとCDがあるからな。未だにレコード大賞とはいうけど、カセット大賞はないし笑 やっぱりカセットといえば、記事にもでてきたけどミックステープだよね。Nujabesの「Ristorante Mixtape」とか神だもんな。

Food
なんか菜園のあるレストランって憧れるw たしか青山にもあったような...。


Features

The National Agenda
シンシナティ出身、ブルックリンが拠点のバンド"The National"についての記事。めっちゃ評価されてるよね、ザ・ナショナル。双子のギター、兄弟のリズムセクション、そして作詞作曲のボーカルって、もうそれでおもしろい。また、レコーディングのしかたや、曲作りに対するアプローチも独特で、読んでて楽しい!いずれ音楽レビューで書きます!!

The Insiders' Insider
長くて全部は読まなかったけど、おもろいです。マイク・アレンという、いわばワシントンのお偉いがたに朝イチでその日の政治ニュースを送る人についての記事。自分の本性を隠し、あう人に誕生日を聞かれると、全員に違う日を教えるという徹底ぶりww 本当にインサイダー中のインサイダーだよね。時間があったら全部読みたかった。

Mind Over Meds
精神科医のアプローチの変換。前まではコストパフォーマンス的に症状を聞いて薬を与えるというアプローチから、時間はかかるけどセラピーも混ぜるアプローチに変えた筆者の話。面白かったです。今幼馴染みが鬱病で悩んでいるので、勉強になりました。個人的にはセラピーも必要だと思う。とくに薬の7割以上がプラシーボ効果って言われると。人と話して解決する、気持ちが安らぐってことは多いにあるからね。

Final Pages

Ken Ken
なぜか7x7途中でやめてる...。

Lives
今回は生まれた家を売る話について。この気持ち、みんな共感できると思う。引っ越す時に、「あれ、これは...」って言ってついつい色々見てしまう。一週間かけて片付けてるらしいから規模が違うけど、最後に書いてある「生涯の集めたもの全部売って数十万。でも集めたものじゃない、その生涯に意味があるんだよね。」ううう、なんて秀逸な終わりかた。

 ってかいつも思うけど、この雑誌の記者、筆者みんなエンディングうますぎる!!!

2010年12月24日金曜日

読書レビュー:一流の思考法

一流の思考法 WBCトレーナーが教える「自分力」の磨き方」森本貴義


人生二冊目の電子書籍。新書は初です。115円なのでもういいやって感じで。

WBCそしてイチロー所属のマリナーズのトレーナーが著者で、まあ所謂自己啓発/セルフヘルプ本なのですが、ぶっちゃけ内容は薄いです。知ってる ことばっかり。ホントに流し読みで大丈夫です。イチローを例にとってる訳で、個人的にイチローは好きなんでそこはいいんですが、なんか説得力が薄い。普通 のことをイチローの力でちょっとすげえと思わせようとしてるみたいな。

でも、朝食の取り方とか、ストレッチの仕方とか、トレーナーとしての情報は役に立ちそうです。ので★2つ。

あと、余談ですが、少しずつ電子書籍に慣れてきてる自分が怖い笑

評価:★★☆☆☆

2010年12月21日火曜日

音楽レビュー:"Violent Femmes"

こんにちは。まさかの今日のバスケで左中指アンド薬指を突き指しました。今まだ痛いです。めっちゃタイプしにくいです。左手は親指と人差し指しか使えないのでかなり遅いです。ので今日は一枚。しかもUは"U2" "The Used" "Underworld"しかなかったので、もう飛ばします。っしてV。

Violent Femmes, "Violent Femmes"
気づいた人もいるかもしれませんが、このレビュー、クラシックロックと名のつくやつが一切入っておりません。ってか、25年以上たってたら基本入ってません。だっておれが名バンドたちをレビューしても意味ないでしょ。もうレビューしつくされてるでしょ。ってかおれがどう評価するねんって話。

でも、今回はちょっと特殊ってことでヴァイオレントフェムズ。1980年にデビューしてるバンドです。とりあえずあの独特なリズムと歌詞が気に入ってます。あと、1980年にデビューして、今もなお例えばラジオで流れてるバンドってかなりメジャー化してますけど、こいつらは全然そんなことないですよね。そこがまた素晴らしい。永遠にメインストリームから離れて、いい音楽を作る。それで飯が食えるならアーティストの理想かもね。

ってかビデオ意味わからんww
http://www.youtube.com/watch?v=xmo6qyhdav8
http://www.youtube.com/watch?v=I_5Ai6SRxtI
http://www.youtube.com/watch?v=ocQeP1UOwss&feature=related

評価:8/10

2010年12月20日月曜日

音楽レビュー:"Conditions" "True Parallels" "Return to Cookie Mountain"

ご無沙汰しております。さて、いよいよTまでやってきましたが、Tもまた多いですよね、いいアーティスト。ってかおれこれ何回言ってる?ぶっちゃけどのアルファベットもいいアーティスト多いんですよね。ってかいいアーティストが多すぎるんですよね、世の中。まあ、だからこんなレビューを書くわけなんですが。

ってか、ちょっと微妙な"Tortoise"とか"Tim Armstrong"とかでいこうかと思ったんだけど、やっぱりおすすめしたいバンドもので。だって微妙なの嫌でしょ?

まあ、御託はこれぐらいにして、いざレビュー。

The Temper Trap, "Conditions"
mixiの方でも一回書きましたが、今年の三月に神ラジオ局94.7fmで発見したオーストラリアはメルボルン出身のアルタナバンド。当時は"Kings of Leon" "American Bang"的なナッシュビルのアルタナシーンっぽいと思ったんですけど、いや、まあ、今もそれっぽいですけど、もうちょっとアンビエンス系が入ってるかなと思ったり。雰囲気によるところが大きいと言うか。

"Sweet Disposition"は衝撃的な出会いでしたね。中毒性の高い曲です。ってか、ぶっちゃけあんまり書くこと無い笑 アルバム自体めっちゃいいんで、ぜひ通してきいてください。それぐらい?

http://www.youtube.com/watch?v=jxKjOOR9sPU
http://www.youtube.com/watch?v=5xQF0gerTtM
http://www.youtube.com/watch?v=dMRfUtg_Fv4
http://www.youtube.com/watch?v=UXJSN6Z9gGo

評価:9/10

Trust Company, "True Parallels"
アラバマ出身のエモちっくハードメロコアバンド、トラスト・カンパニー。三人組で写真をみてみたところ、相当ダサイです。初期レミオロメン並みにダサイです。でも、個人的にはバンドでダサイは誉め言葉なんだけどね。

いやー、わかりやすいメロコアですよ。パワーコ―ドとベースの音のデカさとギラギラなギターとボーカルのあの声。高校2年生ぐらいの時にハマりました。ってか完全なる中高でハマるタイプの音楽だよね。"Dashboard Confessional" "Taking Back Sunday" あたりが聴きたくなるw

http://www.youtube.com/watch?v=mEFjQgRoeKk
http://www.youtube.com/watch?v=4r6rzomMZb8
http://www.youtube.com/watch?v=zjcPG77_qHQ

評価:7/10


TV on the Radio, "Return to Cookie Mountain"
最近のブルックリン・シーンと呼ばれる音楽ができる前からブルックリンから出てきた、インディーアルタナバンド、和訳「ラジオでテレビが流れてる」。メインの二人がこれぞNYを生き抜いたって感じな黒人と、黒ぶち眼鏡でいかにもギーク系の白人という、"Massive Attack"もびっくりな超人種バンドでもある。

音楽は独特ですよね。個人的にすごい好きなのが、ボーカルの声の使い分け。林檎ちゃんもびっくりな地声と裏声のバランス。あと、やっぱり楽曲自体が独特ですよね。ちょっと説明しづらいですが。そこは聴いてみるしかないってか。最近これに逃げるのが多いよね。とりあえず聴いてみたいな。レビューやってる意味あるのかなみたいな。

あと、一つ知ったのが、このアルバム絶賛されてます。超辛口レビュー雑誌が軒並み絶賛してます。9/10以下取ってないっていう。全ての雑誌が2006年のアルバムトップ5以内にいれてるみたいな。そんなすごいのか?いや、すごいけど、なんか批評家うけするんだろうな。

http://www.youtube.com/watch?v=j1-xRk6llh4
http://www.youtube.com/watch?v=zDzTjyiRVAM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=PqTZzlk1WlI
"A Method" はライブしかない...。

評価:8.5/10

2010年12月16日木曜日

音楽レビュー:"Saul Williams" "Ga Ga Ga Ga Ga" "Rachmaninov Plays Rachmaninov - Solo Works & Transcriptions"

Sもいいアーティスト多いですね。もう選べない!選んだけど!!一応ちょっとは目新しいものにしようと思ってます。まあPほどマイナーではないが笑

Saul Williams, "Saul Williams"
北ニューヨーク出身のソール・ウィリアムス。詩人兼アーティストです。あと、ニューヨーク大学出身なので、一応おれの先輩だ!

彼の音楽スタイルはおもろいですよ。ヒップホップっぽいっちゃあぽいけど、どこか違うよね。主に詩人だから、やはりリリックスがすごい。あと、リズムや音をバックに語ることも多いんですが、それもとても深く重くのしかかってくる。初めて知ったのはナイキのCMで"List of Demands"が流れた時。衝撃が走りましたね。

彼、ニューヨーク大学の演劇科を出てるんですよね。だから役者でもある。そして奥様は画家兼美大教授。それでNYのアートシーンを二人で生きている訳で、なんか、憧れる所はあるよね。アートな人生送りたいよね。またNY帰るか笑

ってか日本のメインストリーム芸能界の安いマルチタレンチズムの対極がソールウィリアムスだよ。どれも中途半端なのに全てに手を出そうとする日本の芸能人(cough, KAGEROU, cough, cough)に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。

http://www.youtube.com/watch?v=sXzK0AFpmcI
高校のころ、自分の肌の黒さのコンプレックス、人格の保ちかたを生々しく書いている。すごい曲ですよ。和訳の価値あり。
http://www.youtube.com/watch?v=kRsgavuG4sg&feature=channel
語り系
http://www.youtube.com/watch?v=tuQVNA3JstU

評価:8/10

Spoon, "Ga Ga Ga Ga Ga"
テキサス出身のインディーちっくアルタナバンド。このアルバムは結構スプーンを有名にさせた一作ですよね。このいいっこ前ぐらいで売れ始めたのか。

実ひはわたくし、シアトルのほうに幼馴染みがいるんですが、彼女から知りました。ってか彼女、かなりのアルタナロックフリークで、よくアルバム借りてましたな。高校一年生で一番好きなアーティストが"Spoon"と"Third Eye Blind"で悩むって笑 どういう女子高生だ笑 まあ、おかげでおれはスプーンを知ったのですが。

サウンドはもう、上に書いた通り、インディーアルタナ。それがなんなのかはよくわからない。ただ、このアルバムに入ってる"My Little Japanese Cigarette Case"はこのアイチューンでトッププレイです(11回笑)。

しかもライヴ版しかない笑 そんなマイナーか?
http://www.youtube.com/watch?v=h1kQQDP5tQg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Ron1PSGI6GI
http://www.youtube.com/watch?v=eaqWSGenyE0

評価:9/10


Sergei Rachmaninoff, "Rachmaninov Plays Rachmaninov - Solo Works & Transcriptions"
 久しぶりのクラシカル。ラフマニノフがラフマニノフを弾く、ソロ系の作品の数々。コンチェルトの方のアルバムも持ってますけど今回はこっちで。

クラシカル音楽を聴く、奏でるものは皆思ってるのが、その演奏に対して、ぶっちゃけこれ作った人はどう思ってるのよ?色々譜面には書いてあるけど、ぶっちゃけどうなのよ?おれがやりたい通りでいいのかよ?そこら辺を考えます。

それに唯一答えてくるのがラフマニノフ。バッハもモータルトとベトヴェンもショパンもみんな録音技術のない頃に生きてた訳でしょ?でもラフマニノフは違う!!彼の直の演奏が聞けるのよ!

是非ご賞味あれ〜

http://www.youtube.com/watch?v=aT2FqSHlmMk
http://www.youtube.com/watch?v=tl-kG4H4VrQ

評価:おれにラフマニノフを評価しろと?すみません、ごめんなさい。

2010年12月15日水曜日

音楽レビュー:"Consolers Of The Lonely" "The Way I See It" "Melody A.M."

邦楽の月曜日は今週は休載ということで、Qを飛ばしてR特集。もうあんまりアルファベット関係なくなってきてるよね笑 あと、今回はP特集ほどマイナーじゃないんで、ちゃんとようつべあるはず!!

The Raconteurs, "Consolers Of The Lonely"
ホワイトストライプスのジャックホワイトとソロアーティストのブレンデンベンソンがノリで作ったデトロイト初のバンド。これはセカンドアルバム。正直言うとファースト聞いてない!聞きたい!!

音はホワイトストライプスっぽいですが、あっちよりバンドっぽくて、ノリがいい気がする。おれは聞いてるとすぐ体が動きだします。それはもうジャックホワイトの才能ですよね。"Salute Your Solution"とかね。あと、現在ナッシュビルとのことで、カントリーさも結構いい味出してるよね。"Old Enough"とかね。

http://www.youtube.com/watch?v=7lL1CW140FQ
レコスタ超ナッシュビルっぽい!!!フィーチャリングバージョン!
http://www.youtube.com/watch?v=1qahZ-whM6o
http://www.youtube.com/watch?v=IbMqqtnvLTY
http://www.youtube.com/watch?v=NskSnQIPBBM

評価:8/10


Raphael Saadiq, "The Way I See It"
これぞR&Bを提供してくれる、元トニートニートニーのメンバー、ラファエル・サディーク。実はラファエル、一回おれを助けています。去年のフランス語の先生が実は大のブラックミュージックファンで、彼と結構サディークについて盛り上がりました。ブルーノートに来てたけど、高すぎて見れなかったよねとか。しかし彼のフランス語の期末で28点とってしまいました。でも単位が来たので、たぶんこれで盛り上がったのがよかったと思っています。

サディークのいい所は、本当に一昔前のアールアンドビーを歌うんですよね。最近のニーヨとかザ・ドリームとかじゃなくて、ちょっと前なんですよ。若干ジャズなんですよ。なんかニューヨークかニューオーリンズとかの黒人街とかを歩いてて床屋とかで聞けそうな感じ。なのにJay-Zとかフィーチャリングしてるから面白いんですよね。いやー、お勧めしますよ。

http://www.youtube.com/watch?v=LdQHiGHGCB0
http://www.youtube.com/watch?v=xuCpet4UKE8
http://www.youtube.com/watch?v=a2-IbE-Okeo
http://www.youtube.com/watch?v=zToJVCe-nCw

評価:8.5/10

Röyksopp, "Melody A.M."


ご存知ノルウェー出身のエレクトロデュオ、ロイクソップ。彼らも昔確かNYでガイコのCMで発見したのかな。ファーストアルバムです。最近何かと話題の「ノルウェイの森」ですが、春樹がビートルズじゃなくてこっち使ったらもうちょっと共感できたかな。いや、ビートルズも好きだけどさ。ただ、しわくちゃのおばさんがギターじゃなくて思いっきりシンセ(コルグのMS-20辺りの超アナログ)いじくってたら面白いなと思って笑

とにかく雰囲気作りが抜群な二人です。ちょっとシャレオツなパーリーだったらとりあえずこのアルバム流しておけばいいや、みたいな。なので、エレクトロと言ってもダンスミュージックというよりは、なんだろ、イイ感じ系、みたいな?これ伝わってる?自分でも言葉足らずなのが分る...。え?対比すればいいの?Telepopmusikも似てるって言えばいいの?もう分からない!とりあえず聞いて!流して!!女の子おとしてきて!!!

http://www.youtube.com/watch?v=IkvXcvb7rkg
http://www.youtube.com/watch?v=Rq-KyGpNN0Y&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=xFfIAmtPUB4
http://www.youtube.com/watch?v=78KSGSXGrIY

評価:9/10


2010年12月14日火曜日

読書レビュー:What I Wish I Knew When I Was 20

"What I Wish I Knew When I Was 20", Tina Selig
今和訳がヒット中の「20歳のときに知っておきたかったこと」。英文を読みました。

素晴らしい。その一言。人生で何かやってみたいと思ってる方、読んでください。リスクや失敗が怖いから安定した道を生きようと思ってる方、読んでください。アイデアはあるんだけど、どうしたらいいか分からない方、読んでください。

スタンフォードのイノベーション教室で実践されている課題もたくさん実例で載っているので、めっちゃ楽しいです。自己啓発本とは思えないクオリティーの高さと奢りのなさ。勝間和代に読ませたいわ。

おれはこの本を読んで自分が歩こうとしている道に対し少し自信が湧きました。そして、幾つかアイデアも湧きました。感謝感謝です。

あと、著者にメールを送ってみます。彼女に会うためだったらサンフランシスコまでいきますよ!!

評価:★★★★★

読書レビュー:ノルウェイの森<下>

 「ノルウェイの森<下>」村上春樹

プラザのたけさんから下巻いただき。バイト中に読み終えた笑

うん、どこから始めるか。とりあえず下巻の方が面白かったです。上巻で慣れたっていうのもあると思うんですが、ってか期待しなくなったっていうか、まあ、主に緑が出てきたことがでかかったかな。

この小説、本当に緑がいなかったら救いようがなかったですよ。緑自体は人間としては嫌いですが(完全に英語のBITCHの定義に当てはまる)、ま だ魅力はあったよね。あのワタナベがコーラ買ってる間に書いた手紙とか相当なセンスだよ笑 あと、世の中に対する意見が辛辣で気持ちよかった。このこ、お もろいこと考えてるなぁ、みたいな。彼女だったら嫌だけど、友達だったら楽しいかもなぁ、みたいな。

だって、他の奴ら本当に興味ないもん。共感できないもん。ワタナベも直子も、しわくちゃのおばさんも永沢も、その他にいたキャラも(いたっけ?)、誰にも興味湧かない。ある意味すごいよ。

で、思ったんだけど、この小説、すごいパーツわけできる訳。恋愛という巨大コンセプトの基、死と性、そしてその間を埋めるための酒、音楽、そして 書物。さて見てみよう。個人的にはあんまり恋愛体質じゃない上に、死も身近に感じたことはない。性欲もたぶんかなり少ないほうだし、酒も飲まない。音楽は 聴くし本は読むけど、「グレートギャツビィ」と「イパネマの娘」以外別にすごい共感できる部分はない。これはこの小説楽しめないわ。多分春樹ファンが 「かっけぇ!!」と思ってる世界感の16%ぐらいしか共感できてないもん。

ってか人死に過ぎだよ。直子の家族って娘二人自殺でなくしてるんでしょ?もうおかしいよ。ハツミさんが死ぬ理由も分らんよ。あと、手で抜き過ぎ!!!

とりあえず、もう一回がんばってみるよ。

P。S。エンディングはうんこでした。

評価:★★★☆☆

読書レビュー:Dress Your Family in Corduroy and Denim

"Dress Your Family in Corduroy and Denim" David Sedaris
地元ポートランドにある有名な古本屋(アメリカ最大)パウエルズ・ブックスでお勧めされていたので購入。途中で気づいたけど、エッセイ集です。

最初は普通に小説かと思ったら、実は筆者の実体験をもとにしたエッセイ集。もう、爆笑。これはすごい。「ワセダ三畳」の英語版みたいな感じ。何回 も声を上げて爆笑しました。こんなウィットに飛んだ作家初めてですよ。テンポがいい。語彙がいい。そしてなにより語られるエピソードが最高!

ほとんどのエッセイは子供のときの体験、個性豊かな家族、もしくはパリにボーイフレンドと住んでいるときの暮らしの模様。特に家族とボーイフレン ドがおもしろい。よくこんな面白い人集まるよな。類は友を呼ぶのか。ってか親が産んでるのか笑 もうクレヨンしんちゃんレベルの強烈なキャラクターばっか りですよ。

間違いなくもう一冊よみますね。一個一個のエッセイの展開、そして「結」の部分が素晴らしい。とくに村上春樹よんだ後だったからそう感じたのかもww

評価:★★★★★

2010年12月12日日曜日

音楽レビュー:"Writer's Block" "Hello" "Rocket"

読者の皆様、お久しぶりです。この前の木曜日に、友達に「ブログまだ読んでくれてる?」って聞いたら、「いや、読むのやめた。正直つまらない」と言われました。

...めげずに頑張っていきます。

で、レビュー。今回はN,Oを飛ばして(どっちもいいアーティストはたくさんいるんですが、なんか選ぶのめんどくなったから)マイナーアーティストP特集でいこうと思います。

Peter Bjorn And John, "Writer's Block"
スウェーデン出身のスリーピースインディーロックバンド。名前の由来はそのままメンバーの名前。いいよねこのシンプルさ。

発見したのはポートランドの神ラジオ局94.7fm。"Young Folks"が流れていて、なんだこれは!!!って感じでした。で、完全に青春の思い出ソングになっちゃいました。同じ仲間の一人は日本に受験で帰った時、PDXー成田間の飛行機でこの曲を聞いて号泣したらしい。その気持ちわかる。口笛と男女のボーカルと切ない歌詞のハーモニーは感傷深い時期には涙を誘いますよ。

全体的にサウンドは名前同様シンプルです。本当に「インディーロック」って感じ。バンドがまだインディー状態な感じじゃなく、バンドがインディーロックやってる感じ?これ意味分る?

http://www.youtube.com/watch?v=51V1VMkuyx0
http://www.youtube.com/watch?v=zQbK9w_L6Zw
http://www.youtube.com/watch?v=sQimGPY6Lfo

評価:8.5/10


Poe. "Hello"
アメリカのシンガーソングライター、ポー。個人的にはインテリ音楽の最高峰だとおもいます。インテリ音楽というのは、完全に個人的な定義ですが、親の代からインテリで、その遺伝子を受け継ぎ、音楽をインテリなことを通しやるみたいな、極めて曖昧なものです。ポーの場合も親父は大学教授、自分はプリンストン行ってるし、最終的にお兄ちゃんが書いた小説と同テーマのアルバムを作ってブックツアーに出ると言う、ね、インテリ感満載でしょ?歌詞も詩的ですし。

若干暗めな曲調。Frou Frou/Imogen Heap, Jem, Santogold辺りを思い出す。ポーのほうが随分年上らしいですが(ウィキで知った)。オーガニックとエレクトリックな音の融合が心地いい。ってか、やっぱりインテリですよ。"That Day"なんて語りですよ、ほとんど。語るのって相当頭いい人しかできないですよ。しかも聞いていて気持ちいいからすごいよね。

なぜか普通のバージョンが探せない。から、バンドバージョンで。
http://www.youtube.com/watch?v=2sBvxqB5VT4
"That Day"に至ってはようつべ上に存在しない...。
唯一オリジナルがあるやつ
http://www.youtube.com/watch?v=befAwVNfkj4

評価:9/10


Primitive Radio Gods, "Rocket"
南カリフォルニア出身のバンドのファースト。このアルバムで結構有名になったらしいんですが、それ以来消えちゃった。

彼らのヒット曲"Standing Outside A Broken Phone Booth with Money In My Hand"も神ラジオ局で初めて聞きましたね。多分、オレゴン特有の雨上がりの後、空が美しく晴れ渡り、樹々がいつも以上に生い茂っていた昼下がりだったと思います。おれはサブウェイあたりを近所で買って、家に帰って小説の続きを読もうとしていたに違いない。覚えてないけど。そういうイメージは湧いてきます。

まあ、素晴らしい一曲です。他は当たり外れが多いけど。いいやつ載っけておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=oJFtnuc5Y1g
http://www.youtube.com/watch?v=Op5olzp6C7I
ってマイナーすぎてようつべにほとんど無い笑

評価:7/10

2010年12月8日水曜日

漫画レビュー:「リアル」「天上天下」

久しぶりの漫画レビュー。今回は10年前に読み始めた漫画特集です。

ってか22になったんですが、自分がGTOの鬼塚と同じ年齢になったことが些かショックです。 鬼塚は大人なのにメチャクチャってことが一番グッときてたのに、まさかのおれがその「大人」と同じ年齢なんて。同じぐらいメチャクチャしなきゃ!ってそれは不可能だ!!スラムダンクのゴリと同じ年齢になった時以来のショックですわ。

という訳で年齢を意識させられる2作。

「リアル」井上武彦 週刊ヤングジャンプ連載中 現在10巻まで。
 天才・井上武彦のスラムダンク後の漫画の一つ。バガボンドと平行しているからすごい。でも年に一回しかでない。ので、確か中学生のころ最初に1、2巻買ったから、あれから9年経ってるのか。

主人公が3人います。一人は健常者だけど、事故で女の子を車いす生活にさせた。一人はスプリントの天才だったのに骨肉腫で足を切断し、車いすバスケ選手になった。最後は高校のトップ的存在だったのに交通事故にあい下半身不随に。ようはバスケと車いすバスケ、健常者と車イス生活者の人生をそれこそ「リアル」に描いている漫画。

すごいですよ。最近はそうでもないけど、前までは一巻に一回は超考えさせられる台詞がありましたもん。一年待って、買って、「ほー」と深呼吸して、読み抜く。ここまで深い漫画はそうないですよ。本当に井上武彦は天才ですな。もうそれしか言えない。キャラクター三人をこれだけ描き出すのもなかなかできることじゃないですよ。普通だれかに寄っちゃうもん。でもそれだけしっかりしてるんですよね、設定が、ストーリーが。

まあ、漫画読まない人でも一読の価値あり。ほとんど漫画読まないうちの母親もリアルは読んでたし。歩ける自分がありがたいともちろん感じさせるけど、車イスバスケかっけえなとも思わせる。そして三人の若者が人生のリアルにぶつかる姿が見える。貴重な体験です。はやく来年のが読みたい...。

 評価:9.5/10(満点は井上武彦の更なる高みが見たいという欲のせいであげられない...。スラダンもあるし)



「天上天下」 大暮維人 ウルトラジャンプ連載終了 全22巻
 おーぐれいとがエロ漫画から転身して書いた作品。これも中2ぐらいに読み始めた気がする...。あれから何年?

おーぐれいとと言えば、知ってる人は知ってるんですが、(週刊少年マガジンで「エアギア」も書いてます)、絵がめちゃくちゃ綺麗。そしてそれ以外は結構めちゃくちゃなんですよね。とりあえず、カッコつけ漫画です。どこから説明すればいいか。女の子が美形で超巨乳。男も基本マッチョ(ギャグ要因以外は)。台詞もかっこいいものばかり。いろんなもんの蘊蓄もたくさんでてくる。戦闘機とか高級車とか楽器とか教会とか奇抜なファッションとかもうなんかかっこよさそうだったら全部でてくる。この漫画も一応青春学園バトルファンタジーみたいなものなんだけど、ストーリーは二の次だよね。とてもこの投稿じゃ書ききれない。

で、もうあれだから個人的なおーぐれーと論を書きますけど(エアギアも含め)、この人漫画家っていうかもうイラストレーターですよ。 その週書きたいものがあって、それを無理矢理ストーリーにはめ込む感じ。天上天下だと突然戦国時代に移りますからね。エアギアだと突然オバマ大統領でてきますからね。この人の絵は本当に素晴らしいですよ。それだけじゃなく、コマ割りとか、配置とかもすごい。握ってる剣の反射から相手が迫ってくるのを描くとか。テントウ虫の目から見た世界とか。ただ、これ全部ストーリーに必要か?って感じる。まあ、そこがおーぐれーとっぽくていいのかもしれないけど。

まあ、絵の綺麗さとかっこいい台詞を楽しみたいならもってこいの漫画です。あと、ソフトポルのちっくなタッチが好きならなおいいです(一巻の表紙で既にパンチラしてるからね)。読んでみる価値はあるとおもいますよ!

評価:8.5/10

音楽レビュー:"Eastview" "Commit This to Memory"

Mもいいアーティスト多いですよね。というわけで、邦楽の月曜日も合わせてダブルM。M&Mみたいな?え?うまくない?あ、そう。帰ります。

と見せかけてレビュー!

Monkey Majik, "Eastview"
ご存知モンキーマジックのセカンド。カナダ人ギタボ兄弟と日本人リズムセクションによる仙台のバンド。

初めてモンキーマジックを発見した時は確か高校一年とかだったと思うけど、衝撃が走りましたね。おれが探してたのはこれだ!みたいな。英語も日本語も歌えるバンド。そして、オーガニック系なのにビートもなんかよく分からんけど強い。かっこよすぎる!!寝る前に寝返りの打てないゴツいヘッドフォンで延々と聞いてたのを今でも思い出します。

"Livin' in the Sun"は神曲です。多分人生トップ10に入ります。おれがファラオだったら死んだあとピラミッドにこの曲を入れて流してくれと言います。それぐらいすごい。ってか、日本語も入ってるのになぜかアメリカ人にもすごい評判いい。Ellegarden聞かせたら爆笑してましたが笑

http://www.youtube.com/watch?v=ygXwu2iihlc
http://www.youtube.com/watch?v=FgrmvsVL_2U
http://www.youtube.com/watch?v=D_lDZXpSZgg
http://www.youtube.com/watch?v=CMf5z0Z50ik

ってかモンキーマジックもメインストリームで売れてから落ちたバンドだよなぁ。最近のとかまじこーうんだし...。avex傘下だもんな。まあでもこのアルバムは最高。

評価:9/10


Motion City Soundtrack, "Commit This to Memory"
ミネソタ出身のアルタナバンドのセカンド。ウィキ先生から知ったのですが、これほどメンバーチェンジしてるバンドも珍しい。元メンバー12人ぐらいいるよ!!

こいつらの存在はどこで知ったんだろう?高校の廊下で拾った誰かのアルバムコレクションの一部だったかな?まあ、なにはともあれ、当時かなりハマってました。なんか音がきれいですよね。そしてボーカルの声が若干エモよりですよね。あと歌詞がなんか時々エモっぽいですよね。アルコールとか鬱っぽい心境とかについて歌ったり。でも、先程も書いたけど、音は結構さっぱりなんですよ。なんか黒髪ロンゲのいいかにもエモっぽいやつが、バッサリ15cmぐらい切って資生堂椿あたりを使ってサラッサラヘアーにしたらこんな感じ?

個人的には、なぜだかわからないけど、洋楽「Going Under Ground」だと思ってる。まあ、確かゴーイングアンダーグラウンドの方は自分たちを邦楽"Weezer"だと思ってたらしいけど、それはないでしょ笑

まあお勧めなんで聞いてみて。日本人受けはいいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=JEXQ_dHWGAI
http://www.youtube.com/watch?v=MbBRkVqd0xY
http://www.youtube.com/watch?v=-QBOJZolP6o
http://www.youtube.com/watch?v=Sj6qMGCBCKI

評価:9/10

2010年12月5日日曜日

音楽レビュー:"Sam's Town" "The Cool"

今回はKとLなんですが、気づいたらこの二つ、セカンドアルバムで超オススメがあります。満点アルバムふたつです!!期待して読んでね!!!

The Killers, "Sam's Town"
皆様お馴染み、ザ・キラーズ。ラスベガス出身の、名前も含め、若干ブリットぽいアルタナバンドのセカンド。素直に言います。大好きです。ファーストも大好きですが、セカンドも大好きです。

キラーズのどこが好きかって?独特な曲の構成と王道ポップリフの融合。合唱っぽいコーラス。へんてこかつ心に刺さる歌詞。そしてフラワーズの歌声。ってか嫌いなところないよね。バンドやるならキラーズになりたい!!

「この心臓はもう昔のようには鼓動しないんだ。そしてこの唇はもう昔のようにはキスしないんだ。そして、この目ではもう君を確認できない。理由はわからないが。」
http://www.youtube.com/watch?v=TG5X4kOjEX8
「彼は何一つキリストには似てないが」
http://www.youtube.com/watch?v=ff0oWESdmH0
合唱系の最高峰。
http://www.youtube.com/watch?v=Oe0iD9Zk1Ws
全編東京のPV!ガチャピンに注目!
http://www.youtube.com/watch?v=zc8hbSM1zVo

評価:10/10

Lupe Fiasco, "The Cool"
シカゴ出身のラッパー、ルペ。彼のセカンド。素直に言います。大好きです。ファーストも大好きですが、セカンドも大好きです。

ルペの何が好きかって?ビートがかっこ良すぎるでしょ。歌詞がもうワンランク上でしょ。ってか天才ですよ。天才は彼とエミネム先生しかいないですよ。このふたりだけですよ、おれ歌詞検索するの。ってかどこから説明していったらいいかわからない...。とりあえず、おれが英語の先生になったら生徒に週一でルペの曲和訳させますね。それだけリリックスは一般ラッパーの群を抜いてます。ってかヒップホップやるならルペになりたい!

ってか、音楽は聞くけどほとんどライブには行かない自分ですが、ルペは生でみました。新木場の巨大クラブageahaで。朝の三時にコンサート始まりました。ルペ、以外とぽっちゃりでした笑 そこもまたいいよね。あと、かれ日本大好きだし。

パリで寝床につき、東京で目が覚めるという夢のような生活。「お疲れさまでしたand maybe au revoir」笑 天才ですねwww
http://www.youtube.com/watch?v=pp2uqGLNm5k 

「ストIIは好きだがザンギエフは嫌い。ケンと龍はいいが、ブランカには勝ちにくい」って、ストIIについてラップするなんてwww
http://www.youtube.com/watch?v=77QsbRuslKw

真面目系の曲。結構戦争や貧困、疫病、メディアについて歌ってます。一曲目はその最高峰。二曲目は、ドラッグ中毒者、レイプ被害者、密入国者の体験を生々しく歌ってます。
http://www.youtube.com/watch?v=UF7rBcFolAc
http://www.youtube.com/watch?v=0ndUiZEhRk8

そしてシメは大ヒット曲。
http://www.youtube.com/watch?v=Ty0u1PzXfTo

評価:10/10

読書レビュー:ノルウェイの森<上>

「ノルウェイの森<上>」村上春樹 
もうすぐ映画が出るということでなにかと話題のノルウェイの森。プラザできんや君がよんでるのを見て、貸していただきました。

村上春樹作品は初ではないですが、別にあんまり読んだことはありませんでした。彼の書くエロスがとにかくいやで、若干食わず嫌いでした。でも、まあ、早稲田で映画撮った訳だし、読んでみるかとのこと。相変わらずダメでしたね。

とにかく描写があんまり好きじゃないんですよ。もう、長いっていうかクドいっていうか、ストーリー自体にあんまり動きがないのに、描写まで動きなかったら寝てまうわ!!一瞬ロードオブザリング読んでる気がしたもん。この描写の長さ!

あと、上にも書いたけど、ストーリーに動きがない!なんだこれ!キャラクターに感情移入できなかったらなんも面白くないよ。そしてキャラクターも あんまり魅力ないし。唯一面白いのは永沢さんぐらいか。あと突撃隊。残りは全く興味ないわ、淡々としすぎてて、プラトニックで。この小説にでてくるキャラ クター、上に書いた二人以外、誰とも友達になりたくないもん。

まあ、個人的な意見です。村上春樹のこの世界感が好きって色んな人が言うのも分ります。文章の才能があるのも理解できます。ただ自分には合わない。コービーブライアントみたいな感じ。実力は認めるけど、決して好きにはならない。

下巻まじどうしよ。一応結末は見てみるか。

評価:★★☆☆☆

2010年12月4日土曜日

音楽レビュー:"Jaco Pastorius" "Bleed American" "Cross"

すみません!一身上の都合で投稿できませんでした。今回は待ちに待った(?)「J」特集。「J」で始まるアーティストは素晴らしいのが多いですからね。今回の特集だけでもカバーしきれません。

では、レビュー。

Jaco Pastorius, "Jaco Pastorius"
言わずと知れた、ジャズベースの名手、ジャコ・パストリアス。ニューヨーク大学時代でなんかクラスメートが彼についてプレゼンしてました。当時の才能溢れるミュージシャン特有のドラッグ、アルコール、精神病に悩まされてました。しかもバウンサーと喧嘩して、顔面の骨折られ、数日後の死亡。海老蔵もあんまり調子のってちゃだめだよ。

ジャコの音楽はジャズなんですけど、ちょっと特殊ですよね。ちょっとファンクが入ってると言うか。スチールドラムとかバイオリンとか使ってるし。作曲の才能も際立ってます。あと、なんていうんだろう、すごい感情に入りやすいんですよね。説明しにくいけど。ジャズにあんまり親しみのない人でも聞きやすいと思います。実際自分もそうでしたし。あと、彼のバンド"Weather Report"もすごいいいです。

http://www.youtube.com/watch?v=VY_tScCrRdc
http://www.youtube.com/watch?v=u3dKJATAJmA
http://www.youtube.com/watch?v=-STXsuxWptk

評価:8.5/10


Jimmy Eat World, "Bleed American"
和訳名「ジミーが世界を食べる」、アリゾナ出身のアルタナバンド。これは四枚目です。なんかMMTのハードなジミーファンと話してたら、初期のほうが全然いいと言い張ってましたが、ここらへんのジミーもすごくいいです。ってか正直初期ジミー知らん笑

完全に中学を思い出すバンドですよね。分りやすいポップなメロディーと爽快なリフ。中高生がハマらない訳がない。でも、今聞いても、ドラムパターンや、曲自体の構成は結構面白いものがあります。でもなんても言ってもどこか哀愁漂う歌声と曲のマッチングがいいですよね。いつも言ってますが、情景が浮かべば勝ち。ジミーは完全にアメリカの広い公園で夕焼けの中タッチアメフトやって、そのあと宵へと友達と喋りながらグアカモレチップスとレモネードで乾杯。そんな感じ。ってかアリゾナ出身というのが妙に納得いくわ。

http://www.youtube.com/watch?v=wU3KBI5qyEY
http://www.youtube.com/watch?v=i3utUy67em8
大ヒット曲"The Middle"。夢みたいなパーティーですね笑
http://www.youtube.com/watch?v=nZ7ZvxXvn90 

評価:8.5/10


Justice, "Cross"
フランス人エレクトロニカデュオのファースト。フランスのエレクトロ文化は有名ですが、突如現れてアルバム出して、ここまでメジャーになったのも珍しいですよね。もうほとんど批判できないレベルの作品でしたので。まあ個人的な好き嫌いもちろんありますが。

ほんとヨーロッパのクラブシーンを覗きたくなるような一枚ですよ。こういうの常に流れてるの?みたいな。かなりヘヴィーな重低音の多いのがジャスティスの特徴ですが、そういうのが生理的に無理じゃないかぎりこれは中毒性ありますよ。"D.A.N.C.E."という曲で世にその名前を広めたのですが、この曲を聴くと彼らのセンスがわかりますよ。これ、なに、子供が歌ってるの?

うーん、体がかってに動き出す!

http://www.youtube.com/watch?v=bjWPyDMk8k8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ZoUj-mfzQ7A
http://www.youtube.com/watch?v=ZQWuWfxMXA0

評価:8.5/10

2010年11月29日月曜日

音楽レビュー:「スネスタイル」

最初に募集で申し訳ないんですが、ウェブサイト作れる人探しています。結構早めに必要です。できればHTML CSS書ける人がいいです。お願いします。友達とかでもいいんで紹介してください。ガチで早めに必要なんでよろしくです。

もしできる!もしくはできる人知ってる!ってひとは、メールください。ここに投稿するのでもOKです。

もちろん、友達料金で少なくて申し訳ないですが、作っていただければ報酬も出します。

再度、よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では邦楽の月曜日れっつらごー(死語)
ええ、J特集は次します。今日はスネオヘアー。ファーストです。邦楽を結構聞いていた高校二年生あたりではかなり好きでした。特に「訳も知らないで」はかなりハマりました。おれも一曲にハマる時期があったのよ。

スネオヘアーね、なんでこんなメジャーじゃないんだろ。アジカンとかアシッドマンとかストレイテナーとかはやがてオリコンとかに載るようになったけど。スネオヘアーって載ったことあった?結構メロディー的には売れそうな感じするんだけどな。なんでだろ。名前かな?ダサイよね...。それともワンマンだからかな。ワンマンだとかっこよくないとだめだよね。こいつ基本的にマシュルームカットだからな...。 なまえも渡辺健二だからな...。スガシカオじゃないよな...。でもコーネリアスはかっこいいよね、ワンマンで髪型ださいけど。でもコーネリアスも別にオリコンは載ってないか。ってかなんでオリコンにこだわってるんだおれ?

...ってどうでもいいことを書いてみる。まあメジャーじゃないって言っても邦楽知ってる人は知ってるよね。紹介する必要とかなかったか。

http://www.youtube.com/watch?v=6dGR65h-f44
http://www.youtube.com/watch?v=8XKczXr2DW4
ってゆーちゅーぶに「自問自答」ねぇ!!!まさかの!!!ザゼンのしかねえ!!!
よって現在位置にします...。がっかりだよ。
http://www.youtube.com/watch?v=GslHPjRehYc

評価:8/10

2010年11月28日日曜日

音楽レビュー:"NeveroddoreveN" "The Blue Print III"

えーと、別に書くことないな。つまんねえ人生だ。ってかブログ書いてる人ってみんななんについて書いてるんだ?そんな日常に書くことあるのか?ってかなんについてツイートしてるんだ?そんな呟きたいことが日々あるのか?もうわからん。ってかこれでイントロできたな。もうけwww

じゃあ、レビュー。

I Monster, "NeveroddoreveN"
イギリスのエレクトログループ、アイ・モンスター。アメリカにいた頃、テレビのCMで知りました。大好きです。一時期、かなりハマった。超オススメ。

エレクトロだけど全然ダンスチューンではありません。どっちかと言うと暗めの聞かせる系。なにがすごいって、その情景力。彼らの音楽を聴いてるだけで、イメージが自然と湧いて出てくる。あんまりここでは書かないけど、作り手、そして聞き手としててもかなり重視してるポイントです。音楽作ってるものとしてはかなりの憧れですよ、この人達。

アルバム全体すごくいいです。ハズレ、ってか普通って感じるのも数曲程度。その他は全部いい。いくつか貼っときます。
http://www.youtube.com/watch?v=SaUeiCaAejA
http://www.youtube.com/watch?v=VS3Jk4rh33A&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=HPwZxJWsfdg&feature=related

評価:10/10


Jay-Z, "The Blueprint III"
Jはホントにいいアーティストが多いですね。特に多ジャンルに渡って。ので多分あしたはJ特集やります。の前に、まだ超王道アメリカンアーティストをそう言えばやってなかったので、ここでジェイ・ずぃーの登場。ブループリントの三枚目。

実はあんまりジェイZファンではないって言う笑 おなじ超メインストリームだったらエミネム先生とかルペとかのほうが好きですが(カニエ、最近流行りのリルウェインとかドレイクにいたってはノーコメントで)、ジェイZのブループリントアルバムは三作とも結構すき。相変わらずコラボまくってるけど、そこもいい。ニューヨークを思い出させる超ヒット作"Empire State of Mind"はもちろん素晴らしいと思いますし、彼レベルのアーティストが率先してオートチューンに頼りすぎたメインストリームヒップホップに喝を入れる曲"D.O.A"を作ったのは尊敬します。そして仲間と友達と恋人とのあの頃を常に回帰させる"Young Forever"。この三曲のためだけにでもアルバムを聴く価値はありますね。

http://www.youtube.com/watch?v=7Em5UYOs0Mg
http://www.youtube.com/watch?v=SMiAvsbS7Ok&feature=fvst
http://www.youtube.com/watch?v=mAsqZTwp1lQ&feature=related

ってか、 いつも思ってるけど、ジェイZほど進化論を証明する人いないよね笑 完全に猿だ!

評価:8/10

2010年11月26日金曜日

音楽レビュー:"FIght With Tools" "Feed the Animals" "Jazz Desire"

完全に私事でレビュー投稿を怠っていたのでここで謝りたいと思います。でも信じて、ほんとに忙しかったんだから!だからお詫びに今日はトリプルヘッダー!

早速突入。

Flobots, "Fight With Tools"
個人的に一番人に広めたいバンド。デンバー出身のロック/ヒップホップ。ツインボーカル、ギター、ベース、ドラム、ビオラ、トランペット。白人、黒人、男、女。社会そして政治についてのラップ。初めて知ったのは神ラジオ局94.7fmでのプレイ。"Handlebars"を聞いて、「キタアアアアアァァァァ!!!」って感じでした。

ユニークな編成からも分ると思いますが、なかなか曲が面白い。ヒップホップなんだけど、普通聞かないようなビートばかり。だってビオラ使ってんだよ笑 でも超カッコいいんだよね。あと、社会/政治についての歌詞がグサっとくるんだよね。よくこんなことについて歌えるなって、別にラブソングを批判しているわけではないですけど、なんか言葉の重さが全然違うんだよね。まあ若干アナーキストが入ってるけど、それも素晴らしい。ってか何がすごいかって言うとバラエティーだよね。だって女まで歌ってるし。ボーカル3人?サンプルとかも使うから結局いろんな音あるし。"Anne Braden"なんて活動家のインタビューを曲の一部として使ってるし。

アメリカは本当に素晴らしいヒップホップアーティストがいるんですよ。メインストリームで金と女とドラッグとパーティーライフについて歌ってるやつが目立ってるけど、アングラにはいっぱいいるんですよ。歌詞聞いてると鳥肌立つようなような。だからヒップホップ苦手って思ってる方、是非チャレンジして探してみてください。そして時間がかかってもいいんで、歌詞を和訳してみてください。多分ビックリしますよ。ここでも随時紹介していくんで。

いっぱい貼るど!
http://www.youtube.com/watch?v=HLUX0y4EptA
http://www.youtube.com/watch?v=SvVO6Y-3CM8&feature=channel
http://www.youtube.com/watch?v=L8xTOadn1n0
http://www.youtube.com/watch?v=bpCPiyy3G0s
http://www.youtube.com/watch?v=YhwjeEmNyIY

評価:9.5/10

Girl Talk, "Night Ripper"
ピッツバーグ出身のリミックスDJ。この人はすごいよ。存在を知ったのはニューヨーク大学時代の音楽哲学の先生から。ほんとあの人から変な音楽知ったわ。

色んな曲を切って貼って重ねて組み合わせて新たな曲を作ってる人はいっぱいいるけど、この人はその最高峰。一つのアルバムで著作権確か500ぐらい侵害してるんですよね笑 で、最初のほうはレコード会社から文句来てたらしいけど、途中からもうめんどくなったらしく。ってかすごすぎて許したんじゃね?って思うけど笑

個人的に好きなのはロックベースのもの。ウィーザー、ピクシーズ、オアシス、ニルヴァーナ、ヴァーヴ、スマパンもうなんでもありです。基本的に上に乗っけてるのはメインストリームヒップホップ。でも一個が十秒弱しか流れないんで若干物足りない。あと、曲はあっても、基本的にアルバム一枚が全部繋がってます。

あと、どうでもいいけど、この人、ライブでは必ず全裸になります笑
 
http://www.youtube.com/watch?v=dPhGRmiJuYM
http://www.youtube.com/watch?v=qvJMkDAMeYg&feature=related
エルトンジョン/ビギースモール笑
http://www.youtube.com/watch?v=iDDdpxEf9hM
アルバム違うけど、最高!イエール・ナイム/エミネム@2:24 
http://www.youtube.com/watch?v=pV1cbcqOHgk

評価:8/10


High Five Quintet, "Jazz Desire"
素直にもうします。この人達についてなんの情報もありません笑 ウィキもない笑 昔某レンタルショップで借りたはず。基本的にアルバムごと聞きたいジャズですね。これと言っていい曲とか悪い曲とかありません。でもお勧めはします。雨の日に聞きたいジャズってことで。たしかこの人達晴れの日に聞きたいジャズも違うアルバムであった気がするwww

評価:6.5/10

2010年11月23日火曜日

音楽レビュー:「加爾基 精液 栗ノ花」

皆様、奇跡がおきました。2006年春に逝去なされた初代iPodが、つい先日、不死鳥のように蘇りました。たまたま見つけて、どうせだしMacbookに繋げてみるかと試してみたら、戻ってきました!すごいですよ!!アップルストアのジーニアス共までもが「こいつは復活しねぇな」と判断した彼が見事生き返りました。よって今日は約三年ぶりのiPodのある生活。(二代目はNYで拉致されました)いやあ、いいね、電車で音楽を聴く感じ。忘れてましたよ。で、せっかくだから今日のレビューは、部屋を片付けていた時に、久しぶり!って感じでiPod内に見つけたこのアルバム。昨日は邦楽の月曜日だってこと忘れてたし笑

椎名林檎、「加爾基 精液 栗ノ花」
林檎ちゃんのオリジナルでは三作目。たぶんこれ読んでる人で林檎ちゃん知らない人はいないんで、ってか多分おれより詳しい人がごまんといるだろうし、詳細は省きます。ってか普通に林檎ちゃんとか呼んでるけど、10ぐらい年上だよね。実際に会ったら、かなり緊張しながら「し、椎名さん...」とかなるんだろうね。でも、まあ、自分のブログだし林檎ちゃんで。

このアルバム、個人的な考えですが、一番林檎ちゃんのエッセンスが出てる気がする。そう、和女ロック。彼女の言葉だとたしか「新宿系」とかだけど、勝手に和女ロックだとよんでます。実は義理のおばあちゃんの娘と婿がプロのミュージシャンで、NYで活動してるんですが、彼らのためにCDを買ってあげたいと義理のおばあちゃんが日本に来た時言いました。で、その夫婦はリアルに数千枚というアルバムを持ってるので、一体何を選べばいいかなと思ったとところ、義祖母が「日本っぽいもの」と言ったので、迷わずこのアルバムを選びました。ようは、個人的には日本代表だと思っています。

正直、すごい才能だと思います。確かに亀田誠二や森俊之を始め、井上雨迩、浮雲、斎藤ネコ等の編曲やら手加えなどがありこのサウンドに到達してるわけですが、やはり根本にあるのは林檎ちゃん。ずば抜けたセンスですよ。インストロメーションが独特、サンプルも電子音もヴィンテージアナログ楽器も使い、そしてなによりあのメロディー。それに和女ロックたるゆえんの歌詞。そして個人的に大好きなボーカルの高低のtimbreの違い。素晴らしいよね。

自称ゆいファンたる音楽偏食家ともコメントで話していたことですが、一般的に日本の女子校生が西野カナとグリーーーンと嵐を聞いてると仮定すると、椎名林檎がこの国で生まれたこと自体が奇跡に近いですよ。iPod復活以上の奇跡ですよ。だって、このアルバムの最後の曲「葬列」を16で作ったんでしょ?宇多田ももちろんすごいと思うけど、あれは親父の力もあったし...。林檎ちゃんと尾崎豊は本当に幼少時を徹底的に分析するべきですよ。それによって日本の音楽界の未来が変わってくる。そう言っても過言ではないでしょ?ってちょっと熱くなりましたね笑

うーん、お勧め曲と言っても全部基本的にいいし。敢えて「ポルターガイスト」貼っときます。
http://www.youtube.com/watch?v=_I4Aub8b72k

評価:9.5/10


追記:だれか「私と放電」を持ってたら貸してください。」

2010年11月22日月曜日

音楽レビュー:"Heart On" "Transparent Things"

昨日書かなかったので二枚。前回からですがずっと同じアルファベットやってるのアレなんで一個ずつやってきます。

Eagles of Death Metal, "Heart On"
南カリフォルニア出身のデュオ。名前に「デスメタル」と入ってますが、ジャンルはデスメタルではありません。

全然ギャグ系じゃないのに、音楽がすごい面白い。いい曲なのに面白いみたいな。弾いてるジャンルと全然関係ののないジャンルを名前に入れるだけあって、もう既成観念ぶっ壊してきますよ。例えばシングルカットされた"Wanna Be in LA"。曲の構造を見てみると、個人的な分析ではありますが、イントロ→Aメロ→Aメロ→中間→Aメロ→Aメロ、みたいな。あれ、サビは?みたいな。それとも全部サビ?みたいな。しかも2:16という驚異の短さ笑 そしてよく分からん打楽器笑 もうめちゃくちゃですよ。だから最高。王道ポップの正反対の所を責めてるよね。

http://www.youtube.com/watch?v=xj3kTdx1QBw
あと、このアルバムじゃないけど、もう格好といい、ベ―スの途中の一言といい、もう最高です笑
http://www.youtube.com/watch?v=aUFT_7iQ24I&feature=related

評価:6/10


Fujiya & Miyagi, "Transparent Things"
イギリスのブライトン出身の現フォーピース。フジヤとミヤギさんと言う名の日本人ではありませんよ。普通にイギリス人です。「カラテ・キッド」のキャラから取っているそうです。

かなりアルタナ色の強いこのバンド。中毒性も高めです。囁くようなボーカルもなかなか好きです。ってか気づいたけど、あんまり書くことない笑 結構ループを使ってるとか?楽器の編成が面白いとか?もう聴いてみるのが一番早いですね。かなりいいですよ!

http://www.youtube.com/watch?v=N5XVeENmLMk
http://www.youtube.com/watch?v=nMBndXAaPrw&feature=channel

評価:8/10

美術展レビュー:香水瓶の世界@東京庭園美術館

なんかイイ感じのオフの日があったので、美術館へゴー。で、本当は"Gallery Target"ってとこのなんかインベーダーっていう展示会を見に行きたかったんだけど、ホームページ見てみたら、先週の金曜で終わってた!!まじかよ!!って感じです。なんか、こういうの良くあるんだよね。この前も写真美術館でショパンについての映画見に行こうと思ったら、その前日に終わってた。 前もって調べて手帳に書いておくべきですね。

で、代わりにいこうと思ったのが香水瓶の世界@東京庭園美術館。iPhoneのアプリで発見しました。なんかいつもよくいく美術館があんまり魅力的な展示してなかったのと、庭園美術館も一度入ってみたかったのとで決めちゃいました。リンクは以下です。

http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/perfume/index.html

で、ぶっちゃけあんまり香水には興味ありません笑 香水の思い出は三つほど。中学の頃友達が中野のサンモールでめっちゃちっこいDolce & Gabbanaの"Light Blue"を買ってくれたこと。未だに未使用です。二つ目は、高校の頃、車で学校に行って眠い目を擦りながら校舎に入ったらメキシコ人のおねーちゃんのドキツい香水の臭いに毎日起こされていたこと。そして、最後はついこの前パーティーで会って仲良くなった女の子といろいろめんどいことになって(詳細は省きます)、一昨日コートを着ようと思ったらまだそのこの香水の臭いがしてなんか嫌な気分になったこと。それぐらいです。でも、香水瓶とそのパッケジングのデザインは昔から好きだったので、結構期待して目黒へと向かいました。

で、着いて気づいたのが、庭園美術館って、いろんな庭園があるんじゃなくて、庭園がある普通の美術館なのね。てっきり彫刻の森美術館みたいなのを想像してたけど、違った。でも、本館に着く間に並木道とかを歩く上に、すぐ隣にはちゃんと庭園があるので、「ここって目黒だよね」ってことを忘れることはできたので気持ちよかったです。ちょっと写真貼ります。iPhoneなのでぶれぶれ御免。

カフェらしきとこ 
美術館
芝生の庭園
 実際の展示自体もなかなか良かったです。本当に知らないことばかりで勉強になりました。ってか、香水ってものが18世紀以降の人間(特に貴族)の生活に、どれだけ重要なものだったかが伝わりました。そりゃそうだよね。今みたいに消臭グッズは愚か、シャワーやらの洗浄システムはないし、一般人が住む所に至っては風呂とかも無い訳でしょ。要は臭いというのを消すんじゃなくて如何に他の香りで隠すか。よって香水の出番。そして上流階級の必需品だから色々な独特なデザインが生まれてくる。

今日の一番の収穫はルネ・ラリックという19世紀初頭のデザイナーでした。この人の作る洪水瓶はすごい。共鳴しましたもん。展示品をみて、「これすげーな」って思ったら毎回ラリックでした。もう、前衛的と言うか奇抜と言うか、美しいことは勿論ながら、現代アートが繁栄している今の世の中にも一石を投じることのできる作品ばかりでした。ファンになりましたね。金持ちになったら是非かれの香水瓶の実物を買いたい笑

最後に、思わぬ発見が。まさかの日本庭園の紅葉ライトアップ中でした。今年はまだイルミネーションは見てないけど(ってか一緒に見る相手が...)、紅葉イルミネーションはみれました。いやあ、東京のど真ん中で日本庭園の夜の紅葉が見れるのはなかなかラッキーでした。


あと、帰り道もなんか良かったです。

てなわけで、香水瓶の世界は今週の日曜までなので行きたい人は早めに行ってね。ぐらーっく!

2010年11月21日日曜日

雑誌レビュー:NYTM April 18, 2010

今回は健康とウェルネス特集。以下のリンクで全文読めます。
http://www.nytimes.com/indexes/2010/04/17/magazine/index.html

April 18, 2010
The Way We Live Now

The Fat Trap
アメリカ人の母親が、どう娘を肥満と拒食症などの食症状の間を意識させるかを問う記事。アメリカ人の子供の三割が肥満らしく、特に肥満気味の娘を持っている母親は、親として失格という認識があるらしい。そして親から肥満気味だと思われている子供は自分の身体だけではなく、学問や他の能力でも劣っていると感じるらしい。難しい問題ですね。メディアなどのせいで美意識が極端に高いアメリカが同じく世界一の肥満大国である。食生活の問題もあると思うけどメディアのイメージも変えなければどうにもならないよね。

Questions For Jane Fonda
超健康フリークの女優へのインタビュー。知らなかったけど、コカコーラの本社ってアトランタにあったんだね。そして先程の記事にも関連しているけど、コカコーラは高校などの自販機にソーダを置くのを控えてるらしい。まだおれが行ってた時はあったから、いい傾向ですね。

Idea Lab
これはなかなか面白かった。男性の女性の理想型とはいったいなにか?オランダの学術機関が、メディアなどから影響を受けていないであろう、生まれた時から目が見えない男の人達に調査を行った。被験者はマネキンを触るらしい。そしたら、意外にも一般の人と同じ、ウェストとヒップの比率0.7の女性を選んだ。これおもろくないですか?しかも実際実験を行った人達も理由はわからないっていうwww

The Medium
色々な精神病用の薬を使っている人達ようの情報交換さいとをつくった人の記事。これもなかなか面白い。たしかに、薬の副作用や効果だけでなく、精神病患者なら自分の状況に似た人との交流だけでも嬉しいはず。それにプラスαだから一石二鳥。デタラメを書いたり誹謗中傷する人に対してのバン期間の方程式が素晴らしい。それを見るだけでも楽しい笑

The Ethicist
今回は子供に薬を与えるとき、嫌がられるのを避けるために内緒に食べ物などに混ぜるのは果たしてモラルに叶っているか。皆さんはどう思いますか?答えは原文を翻訳してみてw

Food
レストラン評論家が健康を保つ大変さを実感しました。そりゃ週7で外食だもんね。体壊すわ。


Features

Weighing the Evidence on Exercise
運動と健康について。面白かったのが、運動してても痩せないという研究結果。痩せるのには食生活をちゃんとすべきであって、痩せてからの体重維持が健康にある、とのことらしいです。また、立ってるだけでカロリー消費できるという結果も面白い。自分は結構たつのが好きで、立ち読みとか大好き、あまり電車も席空いてても座りません。なんか足腰にいいらしく。だから皆できれば頑張って立ちましょうね!

Dr. Does-It-All
アメリカのスーパーメディアドクター、メメット・オズさんについての記事。この人本当にすげえよ。月曜から水曜までテレビ収録してて、木曜はちゃんと手術までしてる。そして本も10冊とか執筆でしょ。やっぱりアメリカで売れるとすげえな。しかも基本的に様々な野菜をブレンダーにかけて作った自家製野菜ジュースで生きてるって。もう何もんだよ笑

でも一番驚いたのはメメットさんのお父さん。かなり息子に厳しいですね。メメットさんがお父さんに「タイム紙が選ぶ世界で最も影響を持っている人100」に報告した所、ランキングだと勘違いしたのか、「で、お前は何位だ?」ってきかれたらしい。もうなんも言えねぇwww

Is Marriage Good for your Health?
タイトル通りの内容の記事です。一般的に結婚してる人のほうが独身の人より免疫力が高く、長生きするらしいんですが、今回の研究結果では、結婚生活自体が基本有意義なものじゃないと意味ないらしい。ようは喧嘩ばっかりしてるんだったら独身のほうがましみたいな。

一番面白いと感じたのは、手を握る行為について。ある女性の普段の免疫力を見た所、誰かの手を握っているだけで免疫力があがったのだ。そして夫の手を握ったらさらにあがったのだ!すごいよね。おれも免疫力あげてくれるだれか探さなきゃ...。なんか悲しくなってきた。

The Estrogen Dilemma
過度な更年期障害に苦しむ女性のための、エストロゲンピルを巡る問題についての記事。これね、長くて全部よんでないの笑 だからあんまり書きません。でも、酷い更年期障害の辛さは伝わってきました。親世代の人はこういうのに苦しんでるのかと思うと、もうちょっと母親に優しくなろうと思います。


Last Pages

KenKen
今回は7x7クリアできず...。

Lives
今回は半アル中状態だった著者がある日をもってアルコールを断ち切るというもの。書き方がすごい上手で、ユーモアのセンス抜群。ライヴズでは毎回いいますが、今回も翻訳してでも読むかちありますね。

2010年11月20日土曜日

音楽レビュー:"Enema of the State" "Cage the Elephant" "Narrow Stairs"

すみません、色々と忙しく投稿できず。それと、ポートランド・トレイルブレイザーズに降り掛かった数々の悲劇に耐えられなくなったというのもあります。でも、頑張ろう。現実を生きていこう。

さて、れびゅー。

Blink 182, "Enema of the State"
売れつつあったブリンクを完全に国民的パンクバンドに発進させた、ロス出身スリーピースの3rd。

まあ、ブリンクの知名度からして基本的なあれこれをいうのも必要ないと思うんで、個人的な彼らに対する意見をちょっと述べたいと思います。なんか、中学の頃、あまりにも売れてしまったブリンクに世間の反応は、あいつらの音楽ちゃっちいよねとかダサイよねとかというものだったんですが、まあ、今はどうだかわからないですけど、おれが常に思っていたのは、ブリンクはすごいよ。あれだけシンプルなコード進行、普遍的なメロディー、そしてドラムテクニックの融合はほかでみたことない。そして何よりツインボーカル。これほど異質しかし互いに相性のいいツインボーカルってあまりいないよね。いろいろ考えてみると、やはりブリンクはすごい。売れてしまったバンドに対する不正当な評価でしたね。

あ、あと歌詞がすごく簡単な英語なんで、英語の勉強にもなります笑

この次のアルバムもめっちゃいいです。今作であげるならお勧めは
http://www.youtube.com/watch?v=K7l5ZeVVoCA
http://www.youtube.com/watch?v=9Ht5RZpzPqw
かな。あと、大学のために上京したみんなのために
http://www.youtube.com/watch?v=4fqy4sbe6qo&feature=related

評価:8.5/10


Cage the Elephant, "Cage the Elephant"
次のバンドはCで始まる。適当に今決めました。ということて和訳「象を檻に入れろ」という、ケンタッキー出身のバンドです。

おれが日本にいた頃、DJササオ(注:本当はDJではありません)こと小沢ペーターが地元の神ラジオ局94.7fmでハマったらしく、その存在を教えてくれました。このバンドの特徴は、ボーカルにあると思います。バンドの音自体がけっこうビートよりなので、ボーカルの独特な声と韻を踏むような歌詞がうまくマッチして、オリジナルなサウンドを生み出しています。自分だけかもしれませんが、ボーカルの若干投げやりに歌ってる感じがして、そこが好きです。

http://www.youtube.com/watch?v=5t99bpilCKw
http://www.youtube.com/watch?v=Xy5M1KMYZ7Q&feature=related

評価:7.5/10


Death Cab for Cutie, "Narrow Stairs"
Cの次はDとのことで、デスキャブの6枚目。今の所一番新しいアルバムです。ワシントン州、シアトルの北出身のこれぞアルタナといった感じの4人組。

あんまりこの単語を多くは使わないんですが、天才ですよね。メンバーの誰が曲書いてるか分らないけど(確かボーカルだったと思うけど)希有なる才能ですよ。歌詞がすごい。メロディーは聞いてると切なくなって泣き出しそうになる。ちょっと専門的なこと言うと、彼ら未だに全部アナログテープでとってる上に、ほぼすべてSM57で録ってる。ドラムまでですよ。信じられない。そして未だに8分以上の曲とか作ってる。そしてPVまで素晴らしい。鳥肌たつわ。そしてこれが6枚目だよ。この前のアルバムも全部いいんだから。天才です。

ちょっと話はずれるけど、デスキャブは高校一年のころ、女友達がみんな絶賛してたんだよね。音楽の授業でリオ!"Transatlanticism"ピアノで弾いて!とか言ってた笑 今考えてみると、かなりかなりいいセンスしてたな、女友達。アルタナ大好き女子高生達だっただから少し特殊かもしれないけど、日本の女子高生が基本ほとんど西野カナとか聞いてると考えると、そりゃ両国の音楽のレベルは自然と変わってくるよな...。まあ、比べる対象がおかしいのかもしれないけど。


http://www.youtube.com/watch?v=pq-yP7mb8UE
http://www.youtube.com/watch?v=H8ZUV9IBEXY&feature=channel
ついでにTransatlanticismも貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=qNqQC7R_Me4

評価:9/10

2010年11月16日火曜日

音楽レビュー:"Drama"

Bitter:Sweet, "Drama"
ロス出身の女性ボーカル男性プロデュース/作曲デュオ。エレクトロジャズ/トリップホップと言われてるようですが、個人的にはエレクトロ系ミュージカル音楽だと思ってます。

初めて知ったのは"Nat King Cole"のリミックスアルバムで。そこで気に入ったのでアルバムを手に入れました。面白い音楽ですよ。ポップっぽくもあるんだけど、全体的に暗めだし。あと、オケ系楽器もよく登場する。ストリングスも多いけど、小林武っぽい超王道ポップの真逆のソロで使われてたり、ペアで使われたり。あんまりストリングスって感じじゃない。ハープとかも使われてます。

"Jem"とか"Frou Frou"とかの系統ではあるけど、ビートはあまり強くありません。お勧め曲は"A Moment" "Sugar Mama"

http://www.youtube.com/watch?v=kX3S39X3FOc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=NyL0EWHdRR0&feature=related

評価:7/10

立ち読みレビュー:11/15/2010

先週は書き忘れましたね。急に寒くなりましたね。知らない間に腰を痛めてましたね。鍋が美味しい季節ですね。

では、レビュー。

週刊少年ジャンプ
ワンピ:早く魚人島に到達してくれ!久々の麦わら海賊団のやりとりも嫌いじゃないけどさ。
バクマン:まあ遅かれ早かれこうなるんじゃないかと思ってたけど。考えてみたらシュージンがラブタ書く理由ほとんどないよね。
ナルト:ガアラの演説があんまり心に響かない所が岸本センセと尾田先生の力の差だよね。
ブリーチ:おもんない...。
トリコ:いつも思うけど、小松がジャンプ1のヒロインだよな笑
読み切り:鳥山明の読み切り。影武者説が出てるけど、普通に超面白い。このキャラ、ギャグそしてテンポのよさは誰が書いてるか分らないけど、すごいよ。
黒コバ:スポーツマンガってこういう試合の間の展開って必須なのかなぁ。ってか最近のジャンプスポーツマンガこれ一つ??

ビッグコミックスピリッツ
いやあ、最近面白いね、スピリッツ。
・久しぶりの「イキガミ」。相変わらず面白いけど若者を殺して生の尊さを皆に感じさせるのがどうも未だに納得いかない。もっと色々方法があると思うんだけどな。1000人に一人も多すぎるでしょ。でもこれいっちゃ物語成り立たないか。
・「バンビーノ」に出てくるハリウッド女優の性描写が前の日よんだ「つゆだく」のハリウッド女優の性描写と全く同じで笑った。こういうイメージしかもてないんかね。
・「クロサギ」の契約書の内容が妙に納得できた。これはうまいな。
・「美味しんぼ」:相変わらず料理以外の所での作者の考え方わけ分んないよな。107冊も単行本だしてるのに、女性が副部長に上がるのに違和感があるて笑
・先週よんでて納得のいかなかった「このSを見よ」。こう言うことだったのね。ワキ毛にモザイクかけるぐらい男性不信て相当住所だよね。倫くんでどうにかなるのかな。
今週はこれぐらいかな?

2010年11月15日月曜日

音楽レビュー:"and world" "Sound Concierge #701 "Super Romantic" FOR YOUR MOMENTS IN LOVE"

ええ、昨日音楽レビュー書かなかったので、今日は二枚。あと邦楽の月曜日とのことで、邦楽二枚。

ACIDMAN, "and world"
まあ、これを読んでいる方なら全員ご存知であろうACIDMAN。邦楽スリーピースロックの4th。実はアルファベット順でいくとこれがこのパソコンで一番最初w

アシッドマンとの出会いはいつだろう。たぶん、大抵の人と同じく、「赤橙」「造花が笑う」あたりだと思う。今思えば、アシッドマン、アジカン、ストレイテナー、スネオヘアー、林檎/事変、初期レミオロメン辺りががホントに高校生のおれの邦楽ロックを支えてくれてたな。そしてそこから色々羽ばたきだしもうちょっとマイナーなものも見つけていった。でも上記のバンドをあまり聞かなくなったら、邦楽ロックもほとんど聞かなくなった。なぜだろう。もう一度邦楽ロックをたくさん聞く日は来るのだろうか。あ、そういばスタジオ作るんだった。

このアルバムで好きなのは、とにかく「プラタナス」。こう言う曲があるからまるっきり離れることはできないんだよね。ついつい帰ってきてしまう。「ある証明」も素晴らしい。

http://www.youtube.com/watch?v=N63dWWSGU0g
http://www.youtube.com/watch?v=5TRbedxcYcg

評価:6/10


VA, "Sound Concierge #701 "Super Romantic" FOR YOUR MOMENTS IN LOVE"
自分がコンピレーションアルバム、そしてラウンジと出会ったのはこの一枚のおかげ。小岩のツタヤでたまたま見つけたのを機に音楽人生に新たな1ページができました。VAですが、選曲はFantastic Plastic Machine。#701は2007年発売の一枚目。#702(二枚目)はラウンジではなく、エレクトロダンスビートがメインです。

うん。素晴らしいの一言。Lily Allenの"Smile"という超メジャー曲も入ってる中、ほとんどは聞いたこともないようなアーティスト。フランス語でヒップホップやってるベルギー人もいれば、メロディーが全部口ずさみという曲もある。解りやすくジャジーでボサノバっぽいビートもあれば、海の音をバックにアカペラもある。オーガニックなピアノやギターもあれば、加工されたドラムもある。そして、これら全てが完璧と言いたくなるように配置されている。大衆がiTunesやらレコチョクやら違法DLサイトやらで一曲ずつ好きな曲をおとしてウハウハ言ってる時代、これほど「アルバム」という価値を作り出すアルバムは少ない。しかもコンピレーションで。

もしおれが彼女で彼氏の家いってこれ流してくれたらその夜は何やってあげてもいいね。それぐらい心高まる。

評価:10/10