基本情報

Twitter: @ptowngorilla
mixi: ミンズコ
ブックレビュー:ミクシイのレビューに150冊ほどあります。
http://mixi.jp/list_review.pl?from=navi

2010年11月22日月曜日

美術展レビュー:香水瓶の世界@東京庭園美術館

なんかイイ感じのオフの日があったので、美術館へゴー。で、本当は"Gallery Target"ってとこのなんかインベーダーっていう展示会を見に行きたかったんだけど、ホームページ見てみたら、先週の金曜で終わってた!!まじかよ!!って感じです。なんか、こういうの良くあるんだよね。この前も写真美術館でショパンについての映画見に行こうと思ったら、その前日に終わってた。 前もって調べて手帳に書いておくべきですね。

で、代わりにいこうと思ったのが香水瓶の世界@東京庭園美術館。iPhoneのアプリで発見しました。なんかいつもよくいく美術館があんまり魅力的な展示してなかったのと、庭園美術館も一度入ってみたかったのとで決めちゃいました。リンクは以下です。

http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/perfume/index.html

で、ぶっちゃけあんまり香水には興味ありません笑 香水の思い出は三つほど。中学の頃友達が中野のサンモールでめっちゃちっこいDolce & Gabbanaの"Light Blue"を買ってくれたこと。未だに未使用です。二つ目は、高校の頃、車で学校に行って眠い目を擦りながら校舎に入ったらメキシコ人のおねーちゃんのドキツい香水の臭いに毎日起こされていたこと。そして、最後はついこの前パーティーで会って仲良くなった女の子といろいろめんどいことになって(詳細は省きます)、一昨日コートを着ようと思ったらまだそのこの香水の臭いがしてなんか嫌な気分になったこと。それぐらいです。でも、香水瓶とそのパッケジングのデザインは昔から好きだったので、結構期待して目黒へと向かいました。

で、着いて気づいたのが、庭園美術館って、いろんな庭園があるんじゃなくて、庭園がある普通の美術館なのね。てっきり彫刻の森美術館みたいなのを想像してたけど、違った。でも、本館に着く間に並木道とかを歩く上に、すぐ隣にはちゃんと庭園があるので、「ここって目黒だよね」ってことを忘れることはできたので気持ちよかったです。ちょっと写真貼ります。iPhoneなのでぶれぶれ御免。

カフェらしきとこ 
美術館
芝生の庭園
 実際の展示自体もなかなか良かったです。本当に知らないことばかりで勉強になりました。ってか、香水ってものが18世紀以降の人間(特に貴族)の生活に、どれだけ重要なものだったかが伝わりました。そりゃそうだよね。今みたいに消臭グッズは愚か、シャワーやらの洗浄システムはないし、一般人が住む所に至っては風呂とかも無い訳でしょ。要は臭いというのを消すんじゃなくて如何に他の香りで隠すか。よって香水の出番。そして上流階級の必需品だから色々な独特なデザインが生まれてくる。

今日の一番の収穫はルネ・ラリックという19世紀初頭のデザイナーでした。この人の作る洪水瓶はすごい。共鳴しましたもん。展示品をみて、「これすげーな」って思ったら毎回ラリックでした。もう、前衛的と言うか奇抜と言うか、美しいことは勿論ながら、現代アートが繁栄している今の世の中にも一石を投じることのできる作品ばかりでした。ファンになりましたね。金持ちになったら是非かれの香水瓶の実物を買いたい笑

最後に、思わぬ発見が。まさかの日本庭園の紅葉ライトアップ中でした。今年はまだイルミネーションは見てないけど(ってか一緒に見る相手が...)、紅葉イルミネーションはみれました。いやあ、東京のど真ん中で日本庭園の夜の紅葉が見れるのはなかなかラッキーでした。


あと、帰り道もなんか良かったです。

てなわけで、香水瓶の世界は今週の日曜までなので行きたい人は早めに行ってね。ぐらーっく!

0 件のコメント:

コメントを投稿