皆様、奇跡がおきました。2006年春に逝去なされた初代iPodが、つい先日、不死鳥のように蘇りました。たまたま見つけて、どうせだしMacbookに繋げてみるかと試してみたら、戻ってきました!すごいですよ!!アップルストアのジーニアス共までもが「こいつは復活しねぇな」と判断した彼が見事生き返りました。よって今日は約三年ぶりのiPodのある生活。(二代目はNYで拉致されました)いやあ、いいね、電車で音楽を聴く感じ。忘れてましたよ。で、せっかくだから今日のレビューは、部屋を片付けていた時に、久しぶり!って感じでiPod内に見つけたこのアルバム。昨日は邦楽の月曜日だってこと忘れてたし笑
椎名林檎、「加爾基 精液 栗ノ花」
林檎ちゃんのオリジナルでは三作目。たぶんこれ読んでる人で林檎ちゃん知らない人はいないんで、ってか多分おれより詳しい人がごまんといるだろうし、詳細は省きます。ってか普通に林檎ちゃんとか呼んでるけど、10ぐらい年上だよね。実際に会ったら、かなり緊張しながら「し、椎名さん...」とかなるんだろうね。でも、まあ、自分のブログだし林檎ちゃんで。
このアルバム、個人的な考えですが、一番林檎ちゃんのエッセンスが出てる気がする。そう、和女ロック。彼女の言葉だとたしか「新宿系」とかだけど、勝手に和女ロックだとよんでます。実は義理のおばあちゃんの娘と婿がプロのミュージシャンで、NYで活動してるんですが、彼らのためにCDを買ってあげたいと義理のおばあちゃんが日本に来た時言いました。で、その夫婦はリアルに数千枚というアルバムを持ってるので、一体何を選べばいいかなと思ったとところ、義祖母が「日本っぽいもの」と言ったので、迷わずこのアルバムを選びました。ようは、個人的には日本代表だと思っています。
正直、すごい才能だと思います。確かに亀田誠二や森俊之を始め、井上雨迩、浮雲、斎藤ネコ等の編曲やら手加えなどがありこのサウンドに到達してるわけですが、やはり根本にあるのは林檎ちゃん。ずば抜けたセンスですよ。インストロメーションが独特、サンプルも電子音もヴィンテージアナログ楽器も使い、そしてなによりあのメロディー。それに和女ロックたるゆえんの歌詞。そして個人的に大好きなボーカルの高低のtimbreの違い。素晴らしいよね。
自称ゆいファンたる音楽偏食家ともコメントで話していたことですが、一般的に日本の女子校生が西野カナとグリーーーンと嵐を聞いてると仮定すると、椎名林檎がこの国で生まれたこと自体が奇跡に近いですよ。iPod復活以上の奇跡ですよ。だって、このアルバムの最後の曲「葬列」を16で作ったんでしょ?宇多田ももちろんすごいと思うけど、あれは親父の力もあったし...。林檎ちゃんと尾崎豊は本当に幼少時を徹底的に分析するべきですよ。それによって日本の音楽界の未来が変わってくる。そう言っても過言ではないでしょ?ってちょっと熱くなりましたね笑
うーん、お勧め曲と言っても全部基本的にいいし。敢えて「ポルターガイスト」貼っときます。
http://www.youtube.com/watch?v=_I4Aub8b72k
評価:9.5/10
追記:だれか「私と放電」を持ってたら貸してください。」
椎名林檎、ウタダ。兄さん、誰かひとり忘れてませんかね?
返信削除そう! われらがYUIです。
YUIが16で初めて作った曲が名曲「Why me」ですよ?
まさに、YUIが日本にいることこそ奇跡。というか、地球に存在していることすら奇跡。とりあえず、YUIの母さん、YUIを生んでくれてありがと~
by 自称YUIファン
ゆい!!!完全に忘れてた笑 確かにいたな...。ただ、ゆいファンには悪いんだけど、おれその"Why Me"って曲知らない...。よって評価できない!! でもいずれ聞くさー。
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